今回は初日に旧大川小学校で献花と焼香の後、石巻市長面(ながつら)地区、雄勝町、女川町の現状を視察、2日目に宮城県石巻市にある仮設開成第11団地でミニ縁日を開催。
初日は旧大川小学校から時間をかけ被災地の現状を視察してきました。
現在も行方不明のままで震災当時大川小学校に通っていた、小学4年生だった鈴木巴那(はな)ちゃんは長面地区に住んでいました。
かつては住宅や田んぼが広がり長面浦と山々に囲まれとても穏やかな長面地区は震災後4年間も海に沈んだ町になっていましたが、ようやく水を抜きかつて陸地だった場所が見え始め捜索活動が行われていました。
長面地区の現在の様子は下記の記事にありますのでどうぞ一読ください。
http://thepage.jp/detail/20150727-00000001-wordleafv
甚大な被害を受けた女川町の復興も徐々に進み、今年3月に再開された女川駅前では地元有志によるイベントも開催されていました。
石巻線も全線が復旧しかつての賑わいが戻る日を期待したいと思います。
しかしながら東京に住む私の目からは、日々再開発が進みあっという間に建ってしまう都心の高層ビルなどに比べ、遅々として進まない被災地の現状を目の当たりにし何か違和感を感じるのでした。
2日目は石巻市開成の仮設開成第11団地でミニ縁日を開催してきました。
まだ梅雨明け前とは思えないくらい朝から暑い日でしたが、開始時間の1時間以上前からたくさんの方たちにお越しいただき少し時間を繰り上げて開催しました。
集会所の中ではいつも好評の寿司丼を自治会のみなさんが総出でお手伝いしていただき、予定数を大幅に超えた200食を作り大勢のみなさんに喜んでいただくことが出来ました。
毎回寿司丼用の生マグロをご支援いただいている築地 樋長さん。
今回も新鮮なマグロを頂きました。
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
築地 樋長
http://hicho.co.jp/index2.html
屋外では炎天下の中、たくさんの子どもたちがパチンコゲームや金魚すくいで楽しく遊び笑顔があふれていました。
暑いのでかき氷屋さんも大盛況で150杯以上出たと思います。
おもちゃの金魚すくいのプールにもぐるりと人だかりが。
いつものように楽しい時間はあっという間にすぎて寿司丼200食、パチンコゲームの景品、かき氷もなくなりミニ縁日は終了しました。
撤収作業終了後、集会所前で恒例の記念撮影。
今回は参加メンバーも少なく炎天下の中フル稼働だった参加メンバー。暑い中お疲れさまでした。
前回第21弾PJで訪問した石巻市三反走仮設や東松島市矢本運動仮設と同様、こちらの仮設でも今年の春頃から復興住宅等に転出される方が増え始め昨年11月に訪問した時は300世帯だった世帯数も200世帯ほどに減ってしまったとのことでした。
今月も10世帯ほど転出されるそうです。
こちらでは4人のお子さんを持つお母さんに話しを伺いましたが、来月やっと復興住宅に移転出来ることになったけど小学6年生の男の子と小学2年生の女の子は移転先が遠いため転校を余儀なくされるそうです。
今後は新しい復興住宅で新たなコミュニティが出来るようお手伝いが出来ればとも思います。
このブログを読んで頂いているみなさんにおかれましては今後とも変わらぬご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
■収支報告
前回第21弾PJからの繰越金9,921円、支援金振込入金で185,000円、現金入金で10,000円、合計195,000円の支援金を頂きました。
今回もたくさんのみなさんからのあたたかいご支援ありがとうございました。
出金内容はパチンコゲーム用のお菓子袋500円を40袋、200円を80袋、計36,000円を東松島市矢本仮設住宅内の仮設店舗の相栄商店さんで購入しました。
その他パチンコゲーム景品用おもちゃ、金魚すくい、寿司丼用食材、容器、かき氷用シロップ、角氷等を購入して出金合計は140,291円、次回への繰越金は64,630円となりました。
繰越金は次回8月23日(日)に開催する第23弾PJで使用させていただきます。
■支援金受入口座入出金明細と領収書
石田氏立替分領収書
玉井立替分領収書
以上、7月25～26日に開催した第22弾プロジェクト活動レポートと収支報告でした。
次回第23弾PJは福島県いわき市社会福祉協議会より依頼があり、
8月23日(日)の12：00から福島県いわき市永崎集会所にて開催予定です。
この地区の方たちは津波の被害に遭われた方たちがお住まいとのこと。
夏休み中の子どもたちが海で遊べないためミニ縁日を開催してほしいとのことでした。
お近くの方は当日ぜひ遊びにいらしてください。
所在地
福島県いわき市永崎宮田13-1 いわき市永崎集会所
これからも変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
渋谷組二輪会
管理人
玉井 一由
