5年目の支援活動を開催することが出来たのも、みなさんの多大なるご支援、ご協力、
活動趣旨に賛同し参加してもらえる各メンバーの尽力があったからこそと心より感謝いたします。
この3月には活動当初の2011年7月より実働部隊として毎回被災地に足を運んでいた渋谷組二輪会のメンバーが闘病の甲斐なく他界されましたが、その遺志を継ぎその方のご長男が今回より活動に参加してくれることになり、改めて想いは繋がるということを実感しました。
もちろん一昨年バイク事故でなくなった女性ライダーの同僚の方たちも継続参加をして頂いてますので、支援の輪は広がり、被災地への想いも広がり続けています。
亡くなったふたりのバイク仲間もきっと天国で我々の活動を応援してくれているのだと感じました。
レポートの前に今回頂いた支援品です。
今回も『チームDEARS』のみなさんから手作りの髪飾りや手作りハンドタオルなどたくさん支援品を頂きました。
すべてに手書きのメッセージ付きで毎回頭が下がる思いです。
チームDEARSのみなさんとは2011年9月よりのお付き合いでもう3年8ヶ月になります。
継続的なあたたかいご支援本当にありがとうございます。
チームDEARS 管理人 藤村せりかさんのブログ
http://ameblo.jp/ychachamaruf/
チームDEARS三重県支部 湖貴さんのブログ
http://ameblo.jp/uki-syh/
大阪府の中植さんからはスナック菓子を3ケース36袋頂きました。
矢本運動公園仮設住宅と老人ホーム いずみの郷でみなさんに配布させて頂きました。
ありがとうございます。
東京都の清野さんからは手作りの四葉のクローバーの割り箸入れを100本以上。
老人ホームと2日目の鈴木家での昼食会で使わせて頂きました。
ありがとうございます。
そして毎回寿司丼用の生マグロをご支援頂いている築地 樋長さんからは15kg以上の新鮮なマグロを頂きました。
いつも高価な生マグロをご支援頂きありがとうございます。
築地 樋長
http://hicho.co.jp/index2.html
ドリンクは今回も株式会社チェリオさんより500mlのお茶を10ケース、240本ご支援頂きました。
いつもありがとうございます。
そして我々が宿泊したホテルには東京都の片海さんから差し入れとして、チオビタドリンクが50本も届いていました。
優しいお心遣いありがとうございます。
それでは初日の活動レポートです。
5月16日(土)は東松島市 矢本運動公園仮設住宅で開催しました。
午前中は生憎の雨模様でしたが準備を始める頃からは雨も上がり、開始時間の12時30分には青空が広がり晴天の中楽しく開催できました。
矢本運動公園仮設では昨年の8月の第18弾PJ以来9ヶ月ぶりの開催で、開始前から行列が出来てみなさん心待ちにして頂いたようです。
毎回大人気のパチンコゲームやおもちゃの金魚すくい、今回初登場の射的屋さんも大好評でした。
みんな良い笑顔です!
射的屋さんが予想以上に大人気でした。
大人も子どももみなさん楽しく賑やかに遊んでもらい、我々渋谷組メンバーもみんな笑顔に。
銀座 鮨 きよ本の三色丼も配布前から大行列で予定数の150食を大幅に越えて180食以上配布。
たくさんの方たちに美味しい、美味しいと喜んでもらうことが出来ました。
1食100円以上お願いした自治会への寄付金も20,605円も集まり、イベント終了後は自治会のみなさんと一緒に恒例の記念撮影です。
撤収作業終了後、集会所でみなさんとしばし歓談後、自治会長が大曲地区の東日本大震災大津波犠牲者慰霊碑に案内してくれて、慰霊碑の前でお話しをうかがうことが出来ました。
矢本仮設住宅でのイベント後は同じ東松島市内にある老人ホームいずみの郷で入居しているみなさんに夕飯として寿司丼をふるまいました。
みなさん今回も心待ちに待っていてくれました。
いずみの郷のみなさんにはおかわりをたくさんしてもらい大変喜んで頂きました。
こうして初日の活動は予定をすべて終了して無事に終わりました。
2日目
5月17日。
この日の石巻は朝から青空でした。
ホテルを出発してまずは旧大川小学校の慰霊碑に向かい献花と焼香をして来ました。
初めて大川小に行ったメンバーもいましたので私が知る限りの3.11当日の様子や、その後の状況などを話しながら大川小周辺を歩きました。
大川小で手を合わせた後は大川小児童ご遺族の新築宅で昼食会です。
大川小で津波の犠牲となった兄妹。
お兄ちゃんの堅登くんは当時小学6年生、妹の巴那ちゃんは4年生。
妹の巴那ちゃんは4年以上経ったいまでも行方不明のままです。
堅登くんと巴那ちゃんのご両親は最愛の子どもを亡くし、家も失い仮設住宅で暮らしていましたが、やっと自宅を再建し、ふたりの兄妹も帰るお家ができました。
石巻市渡波のかき小屋を経営する寺岡さんからは採れたて新鮮な牡蠣、帆立貝、ホヤをたくさん分けてもらいみんなで楽しく昼食会を開くことが出来ました。
堅登くんと巴那ちゃんもパパ、ママ、みんなと一緒に楽しく美味しいごちそうを食べてくれたと思います。
こうして2日間無事に活動を終了することが出来ました。
石巻や東松島では復興住宅が建ち始め仮設住宅を出る方たちも増えてきましたが、高齢の方たち、様々な事情を持つ方たちはまだまだ仮設住宅を出ることが出来ないままです。
特に年金で生計を立てる高齢者の方たちは家賃のかかる復興住宅への移転をあきらめ、このまま仮設での暮らしを希望されているそうで復興への道のりは長く遠いことだと感じました。
渋谷組二輪会は『我が子の笑顔を見れば親も笑顔に。 親の笑顔を見れば子どもはもっと笑顔に。』の活動趣旨通り、みなさんが笑顔になれるような活動を継続していきたいと思います。
今後もどうぞ変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
■収支報告
前回第20弾PJからの繰越金949円、支援金入金は190,000円を頂きました。
今回もあたたかいご支援ありがとうございました。
現金入金として参加メンバーより交通費を1人あたり6,000円徴収、48,000円の入金。
花代として集めたお金が3,247円余りましたので口座へ入金。
入金合計は242,196円。
出金内容はパチンコゲーム用のお菓子袋800円を40袋、300円を80袋、東松島市矢本仮設住宅内の仮設店舗の相栄商店さんで購入しました。
その他パチンコゲーム景品用おもちゃ、金魚すくい、寿司丼用食材、容器を購入して出金合計は232,275円、次回への繰越金は9,921円となりました。
繰越金は第22弾PJで使用させていただきます。
■支援金受入口座入出金明細と領収書
以上、5月16日~17日に開催した第21弾プロジェクト活動レポートと収支報告でした。
次回第22弾PJは7月~8月を予定しています。
開催日程が決まりましたら当ブログにてご案内します。
これからも変わらぬご支援よろしくどうぞお願いいたします。
渋谷組二輪会
管理人
玉井 一由
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