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2015/11/26

渋谷組二輪会 第24弾プロジェクトレポートと収支報告(2015年11月21~22日)

いつも渋谷組二輪会の支援活動にあたたかいご支援をいただきありがとうございます。

今回は初日に福島県いわき市豊間復興団地、2日目に宮城県東松島市矢本運動公園野球場仮設と老人ホームいずみの郷で活動してきました。


活動レポートの前に今回頂いた支援品です。


今回も『チームDEARS』のみなさんから心のこもった手作り髪飾りの支援品を頂きました。
クリスマスバージョンです。
もちろんすべてに手書きのメッセージつき。
チームDEARSのみなさんとは2011年9月よりのお付き合い。
継続的なあたたかいご支援本当にありがとうございます。

チームDEARS 管理人 藤村せりかさんのブログ
http://ameblo.jp/ychachamaruf/

チームDEARS三重県支部 湖貴さんのブログ
http://ameblo.jp/uki-syh/




前回第23弾PJでは遠方より参加頂いた大阪府の中植さんからは、クリスマスバージョンの神戸屋ミニゴーフルを頂きました。
初日の豊間復興団地にてパチンコゲームの景品として配らせてもらい大人気でした。
あたたかいご支援ありがとうございます。




そして毎回生マグロをご支援頂いている築地 樋長さんからは大間のマグロを頂きました。
今回は老人ホームいずみの郷での振る舞い握り鮨で使用させて頂きました。
いつも高価な生マグロをご支援頂きありがとうございます。

築地 樋長さんホームページ
http://hicho.co.jp/index2.html




それでは初日の活動レポートです。
11月21日(土)は8月に開催した第23弾PJで急遽訪問した、いわき市豊間復興団地でミニ縁日と牛丼の無料炊き出しを行いました。



前回は告知もなく急遽訪問したにも関わらずたくさんの方たちに来場して頂きましたが、今回は3週間前からの告知で前回以上に多くの方たちが来てくれました。
開始時間の12時前にたくさんの方が集まり、開始時間を繰り上げてイベントの始まりです。



今回は初めて牛丼の炊き出しにもチャレンジ。
自治会のみなさんにもお手伝い頂き、美味しい牛丼を作ることが出来ました。
予定数の250食を大幅に超え約280食を作ることが出来て、復興団地のたくさんのみなさんに食べていただくことが出来ました。



集会所の外ではいつも大人気のパチンコゲームとオモチャの金魚すくいに、子どもも大人もたくさんの笑い声があふれていました。



パチンコゲームは大当たりが連発!
満面の笑顔の子どもたちです。
本当に良い笑顔ですね!



お母さんたちにも美味しく牛丼を食べていただき、みんな笑顔です。
普段は量が食べられないのに美味しいから今日は全部食べてしまったよ、と言われ、とてもうれしい気持ちになりました。



280食ほど作った牛丼もあっという間になくなり、ミニ縁日イベントは無事に終了。
恒例の記念撮影です。



撤収作業を終えてしばし団地の方たちとお話しをしていると、最年少メンバーがチビッ子軍団と何やら楽し気に遊んでいました(笑)



こうして初日の活動を無事に終え、再訪問を約束して石巻に移動しました。

豊間復興団地自治会のみなさん。
今回はご飯炊きや玉ねぎの切り出し等、ご協力ありがとうございました。
また、どうぞよろしくお願いします。



2日目の11月22日(日)は朝のうちに旧大川小学校へ向かい、献花と焼香をしてきました。
慰霊碑の前で渋谷組で何度も訪問をしている、石巻市河北にある三反走仮設住宅にお住いの方とお会いし、仮設住宅の現状やこの大川小のお話しを聞くことが出来ました。




大川小をあとにしてこの日のイベント会場の東松島市矢本運動公園野球場仮設へ移動して早速準備に取り掛かりました。



こちらの仮設には2012年からすでに7回目の訪問となります。
自治会のみなさんのお手伝いも手際よく、準備もスムーズ。
穏やかな晴天のなか楽しく開催することが出来ました。



こちらでも11時半過ぎにはたくさんの方が来場し、開始時間を前倒ししてイベントの開始です。



こちらの仮設では今年の5月から復興団地や復興住宅へ移転する方が増え、訪問当初から比べると子どもたちの人数も少なくなっていましたが、それでもみんな元気な笑顔でした。



来春に向けて更に転出される方が増えそうな矢本仮設住宅。当分は仮設に残るであろう高齢者向けの支援も今後の課題です。



牛丼は180食ほど作ることが出来て、1食100円以上願いした自治会への寄付金も20,385円となり、自治会長へ手渡しの記念撮影です。
仮設住宅のみなさん、ご協力ありがとうございました。



こうして矢本運動公園野球場仮設でのイベントも無事に終了し、お手伝い頂いた自治会のみなさんと記念撮影です。

精力的な自治会長のご尽力もあり、いつも自治会全体でイベントを盛り上げていただきありがとうございます。
また、どうぞよろしくお願いします。




次の訪問場所の老人ホームいずみの郷へ向かう前に、このブログでは何度も紹介している大川小の巴那ちゃんママ・パパのお宅へお邪魔する事が出来ました。

もう説明不要かとは思いますが可愛い女の子、巴那(はな)ちゃんのことを少々。
3.11当時、大川小学校の4年生だった巴那ちゃん。
お兄ちゃんの当時6年生だった堅登(けんと)くんも津波の犠牲になりました。

巴那ちゃんは4年半が過ぎた今でも行方不明のままです。
大川小学校では未だ4名の児童が行方不明。

今年の5月には新居が完成し4年以上の仮設暮らしを終えたママとパパ。
巴那ちゃん・堅登くん兄妹もやっと帰るお家が出来きました。

我々は巴那ちゃんが一日も早くお家に帰れるよう願ってやみません。



妹想いの優しいお兄ちゃんの堅登くんと活発で明るく元気な妹の巴那ちゃん。
私自身は生前の巴那ちゃん・堅登くんを知りませんが、ふたりには何故かとても親近感があります。




そして今回最後の活動は東松島市の老人ホームいずみの郷で銀座の鮨職人が握る、振る舞い握り鮨です。

前回の訪問は今年の5月に寿司丼を食べていただき、握り鮨は1年振りとなりみなさん心待ちにしてくれてました。


樋長さんより頂いた大間産生マグロの握りや穴子、特製ミニ2色丼をたくさん食べてもらいました。


お腹いっぱい美味しい握り鮨を食べていただき、いずみの郷での活動も無事に終了です。
最後は玄関までお見送りしてもらいました。

いずみの郷のみなさん。
またお会いする日までどうぞお元気で!



こうして2日間の活動はすべて終了することが出来ました。


2011年4月より開始した渋谷組二輪会の支援活動も今回で24回目。
活動当初は避難所や出来たばかりの仮設住宅に支援品を配布したりと無我夢中で活動していました。

仮設での生活も落ち着き新たなコミュニティも出来始めた2011年の夏以降より、現在のミニ縁日の支援スタイルが定着し各地で活動を行ってきました。
今年に入り復興団地や復興住宅が出来始め、転出される方も増えて我々の活動の場も復興団地へと変わりつつあります。
その一方で様々な事情により仮設住宅での生活を余儀なくされる方たちも大勢いらっしゃいます。

我々も当初よりの活動趣旨である『我が子の笑顔を見れば親も笑顔に。 親の笑顔を見れば子どもはもっと笑顔に』を実践すべく活動を継続していきたいと思います。

今後ともどうぞ変わらぬご支援をよろしくお願い致します。



11月30日追記
今回参加した女性メンバーから活動レポートがメールで届きました。
2日間お疲れさまでした。
レポートありがとうございます!

✳️旧大川小学校にて
慰霊碑の前でお会いした方が被災前後の写真をお持ちで津波が襲って来る当時の様子をお伺いすることが出来ました。
ご家族には被害はなかったそうですが、こちらには頻繁に手を合わせに、そしてお掃除もしにいらしてるそうです。

耳を疑いましたが観光がてら訪れる方々が、慰霊碑の前で記念撮影したり用を足したりすることが…。
心無い言動やマナーの無さに憤慨していらっしゃいました。
これからいらっしゃる方には、ご遺族のお気持ちに十分ご配慮頂きたいと思います。

玉井さんと同様に、行方のわからない方々が一刻も早くご家族のもとに戻れる事を祈るばかりです。

✳️矢本運動公園仮設住宅にて
牛丼用のご飯を各ご家庭で炊いて頂いたため、全員ではないにしてもご協力下さった方にお礼を述べる事が出来て良かったと思いました。
更に美味しいご飯を炊くコツなど教えて頂き嬉しかったです。

ご協力頂いた方々の優しい笑顔にまたお会いしたいです。
これから寒さが厳しくなり仮設住宅では大変ご苦労かと思います。
是非ご自愛いただき、1日も早く過ごしやすい環境がくることを願います。

✳️2日間を終えて
毎日忙しく追われていることもあり「忙」の字の如く心を亡くしている日々…
日頃の自分の至らなさを反省する機会となり、2日間一緒に過ごしたメンバーの方たちはもちろん、お会いした方々から優しさや勇気や元気を与えてもらいました。

この活動を通じて自分が助けられている事に気がつきます。
そして現地へ赴くことは出来なくてもこの活動を支えて下さっている方もたくさんいらっしゃることも知りました。
改めて、何事も感謝の気持ちを忘れないようにしたいと感じました。



■収支報告

前回第23弾PJからの繰越金は3,157円、支援金は220,000円を頂きました。
今回もたくさんのあたたかいご支援ありがとうございました。

出金内容はパチンコゲーム用景品のお菓子袋326円を65袋、112円を120袋、送料560円、値引き93円の計35,097円。
牛丼用食材を79,177円ほか出金合計は211,105円で次回への繰越金は12,052円となりました。

繰越金は来春以降開催の第25弾PJで使用させて頂きます。



■支援金受入口座の入出金明細と領収書




牛丼用食材、牛肉と精米、握り鮨用食材
 精米、送料


調理器具一式

ペットボトルお茶500ml 計18ケース


お菓子袋

牛丼用容器と割り箸


以上、11月21~22日に開催した第24弾プロジェクトの活動レポートと収支報告でした。

渋谷組二輪会の年内の支援活動はこれで終了です。
次回は来春以降活動予定です。

これからも変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いします。

渋谷組二輪会
管理人
玉井 一由



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