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2017/11/23

渋谷組二輪会 第30弾プロジェクト 活動レポートと収支報告(2017年11月18日~19日)

いつも渋谷組二輪会の支援活動にあたたかいご支援を頂きありがとうございます。
2011年4月から活動を開始し7年目を迎えた渋谷組二輪会の支援活動。

ここまで長く活動出来たのもみなさんのあたたかいご支援とご協力のおかげです。
改めてお礼を申し上げます。


2017年最後の活動は2ヶ所の仮設住宅と老人ホームを訪問し、たくさんの子どもたちの笑顔と出会うことが出来ました。

まずは頂いた支援品です。
札幌市の米のさくら屋 藤川社長からは牛丼炊き出し用に北海道産の精米を50kg頂きました。
美味しく炊き上がり仮設住宅のみなさんも喜んでくれました。

藤川社長、美味しいお米をありがとうございます。

米のさくら屋ホームページ
http://yumepirika.com/



大阪府の中植さんからはパチンコゲームの景品用に小つぶカールを100袋頂きました。
東北では終売になってしまったので珍しかったのではないでしょうか。
パチンコゲーム大当りのお菓子袋の中に入れて使用させて頂きました。
ありがとうございます。



それでは2日間の活動レポートです。

初日11月18日(土)は今年4月の第28弾PJで訪問した宮城県石巻市の仮設三反走団地でミニ縁日と牛丼炊き出しを開催しました。



低気圧が接近し雨の心配もありましたが曇天ながらも屋外で開催することが出来ました。
仮設に到着後すぐメンバーがミニ縁日の準備と牛丼の仕込みに取りかかります。
牛丼も美味しそうに炊き上がりました。


開始時間前にはたくさんの方が来場。
早速、ミニ縁日の開始です。
すぐにパチンコゲーム、おもちゃの金魚すくい、牛丼に長い行列が出来ていました。


こちらの仮設には2011年10月から訪問していて、顔見知りの方たちばかり。
この夏以降ようやく仮設から復興団地に引越し出来た方々もたくさんいて、この日はミニ縁日を楽しみにしてくれていました。

パチンコゲームは毎回大盛況。
大きな歓声が上がり大人も子どもたちも楽しんでくれました。





長蛇の列の炊き出し牛丼も渋谷組メンバーが大忙しで盛付けます。
美味しそうに盛付けされましたよ。



おもちゃの金魚すくいでは子どもたちが何袋もオモチャをすくって大喜びでした。
中にはたくさんすくってお友だちと金魚すくい屋さんを開くと言っていた女の子も(笑)


パチンコゲームも更に白熱。
会場いっぱいに笑顔があふれていました。



楽しい時間はあっという間。
ミニ縁日終盤に2歳の可愛い女の子が来場してくれて、みんなほっこり。
会場は最後まで笑顔でいっぱいでした。



予定通りミニ縁日は終了。
いつもお世話になっている自治会世話役の方と残ってくれた子どもたち、参加メンバー全員で恒例の記念撮影です。



こうして仮設三反走団地での活動を無事に終了することが出来ました。

この仮設は来年の夏にはみなさんがようやく復興団地等に引越し出来ると伺いました。
長い長い不便な仮設住宅暮らし、本当にお疲れさまでした。

来年は転居先の復興団地でミニ縁日を開催し、みなさんの引越しお祝いをやりたいと思います。


仮設三反走団地での活動を終えて旧大川小学校慰霊碑に向かいました。
このブログでは何度も書いていますが、あの日全校児童108名のうち74名(行方不明4名)もの小さな命がここで失われました。
何度訪れても胸が苦しく締め付けられる思いがする場所です。
現在、大川小津波訴訟の2審が係争中でご遺族の方たちの心の平安は未だに訪れません。


9月に訪問した時にはなかった案内板が設置されていました。



大川小慰霊碑での献花・焼香後、大川小近くに完成した大川地区を模型で復元する『記憶の街』プロジェクトの模型展示施設を見学させてもらいました。
かつての街並みを1/50で再現したという大川地区の模型は、震災前のこの場所を知らない我々にもかつての街並みを教えてくれる貴重なものでした。
お披露目会を翌日に控え準備万端整っていました。



大川小を後にしてこの日最後の活動先の東松島市老人ホームいずみの郷へ向かいしました。

いつも寿司丼を心待ちにしていてくれるいずみの郷のみなさんは、我々の到着前からすでに食事ホールで待っていてくれました。
到着後すぐに銀座 鮨 きよ本特製の寿司丼を盛付けます。

毎回寿司丼に使用する本鮪は築地 樋長さんからのご支援です。
いつも大量の高級鮪をご支援いただきありがとうございます。

築地 樋長さんのホームページ
http://hicho.co.jp/index2.html


メンバー全員で盛付け、お待ちかねの鮪漬け・穴子・いくらの特製三色寿司丼の完成です。
みなさん美味しい、美味しいと言っていただき、お腹いっぱい食べてもらいました。



みなさんに楽しく食事の時間をとって頂き、そろそろお別れの時間です。
最後は婦人会を代表しておばあちゃんがにこやかにご挨拶。
みなさんには最後まで手を振って見送っていただきました。


玄関前までお見送りしてくれての記念撮影です。
みなさん、またお会いするまでどうぞお元気でいて下さい。


いずみの郷での活動を終え、初日の活動は無事に終了することが出来ました。

この日のお疲れ会は前回9月の活動に続き大川小を襲った津波の犠牲になった、巴那(はな)ちゃん・堅登(けんと)くんのパパとママを囲んでお疲れ会を。

先に書きましたが現在宮城県と石巻市を相手取り大川小津波訴訟二審係争中です。

当時小学4年生だった巴那ちゃんは6年8ヶ月経った今でも行方不明のままです。
手がかりすら見つからない現状です。

パパ・ママには二審の話しを聞き、裁判の難しさやもどかしさを感じました。

巴那ちゃん・堅登くんの前には育ち盛りの子どもたちが喜ぶ揚げ物を。
大人たちは何故か全員箸の進みが遅く苦笑いでした(笑)


辛く悲しい話や楽しかった思い出話などたくさんお話ししてお疲れ会の終了です。
最後は恒例の記念撮影。

パパ・ママ、またお会いできるのを楽しみにしています。

不思議なご縁があり2011年8月以来、何度もお会いしてきた巴那ちゃんパパ・ママ。
出会った当時のことを当ブログに掲載しています。

あれから6年以上経ちましたが巴那ちゃん未だ行方不明のまま。
いつか必ず出てきてくれる、必ずパパとママの元に帰って来てくれると我々は信じています。


2日目は初日同様今年4月の第28弾PJで訪問した宮城県石巻市開成第11団地でミニ縁日を開催しました。
こちらの仮設ではすでに大半の方たちが復興団地や住宅に移転され、仮設にお住いの方は少数。
当初、今回は移転先の復興団地での活動を考えていましたが、かつての自治会の方たちの移転先が数か所に分かれていて、また移転先の自治会も発足したばかりということもあり、みなさんが集まりやすいこの仮設住宅での開催にしました。

毎回お手伝いしていただく自治会のみなさんと一緒に準備をして、予定通り12時からミニ縁日をスタートしました。



パチンコゲームは最初から大当たりが連発。
すぐに集会所前の会場が歓声で賑やかになりました。


炊き出しの牛丼には長い行列が。
小雪混じりの寒い中でみなさんをお待たせしてしまいましたが、メンバーがフル稼働で牛丼を盛付け配りました。


元気なみなさんは寒くてもへっちゃら。
金魚すくいは昔の子どもたちがプールを囲んで熱心にすくってました(笑)


パチンコゲームの大当りが出てみんな笑顔です。


子どもたちは真剣な表情でパチンコゲームを。
当たらない子は何度も何度もチャレンジしていました。


来場した子どもたちもなんとか全員大当りが出て一安心でした(笑)



たくさんの子どもたちが遊びに来てくれて、開成大11団地での活動も無事に終了です。
開成第11団地の自治会のみなさん、寒い中お手伝い頂きありがとうございました。
来年の今ごろはみなさんが移転された復興団地・住宅へお邪魔したいと思います。

今年最後の活動での最後の記念撮影。
一緒に撮った女の子が写りが気に入らないと何度も撮らされました(笑)




最後の一枚が一番可愛く撮れたかな?(笑)

こうして2日間の日程を無事に終了することが出来ました。
今回も多くのみなさんからあたたかいご支援をいただきました。
ありがとうございました。

今回は初参加のメンバーが2名、今年から参加したメンバーが6名と昨年からとはガラリとメンバーが入れ替わりましたが、みんな手際良く作業をしてもらい無事に2日間の活動を終了することが出来ました。
参加メンバーのみなさん、寒い中お疲れさまでした。

3.11から7年目を迎えた東北の被災地では仮設住宅から復興団地への移転がだいぶ進んだように感じられます。
しかしながら8年目を仮設住宅で迎える方たちもたくさんいらして、毎年活動の最後に感じることですが復興への道のりの遠さを感じました。

7月には第3弾となった昨年4月に発災した熊本地震での支援活動で、西原村の仮設住宅、熊本市内の小学校でたくさんの子どもたちの笑顔と出会うことも出来ました。

熊本地震支援活動 第3弾PJ活動レポート

2011年4月の第1弾プロジェクトから顔の見える直接支援、子どもたちを笑顔に!
をスローガンに支援活動を継続してきた渋谷組二輪会。

今回の活動で東北支援が30回、熊本支援が3回と、多くのみなさんからのあたたかいご支援とご協力で支援活動を継続することが出来ました。
改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

2017年の活動は今回で終了となりますが、来たる2018年もみなさんのあたたかいご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

2018年の活動は来春4月より活動予定です。


◆収支報告
収入の部
9月2日~3日に開催した第29弾プロジェクトからの繰越金が94,534円。
今回みなさんからの支援金入金が150,000円。

合計244,534円の収入となりました。

いつもあたたかいご支援を頂きありがとうございます。

支出の部
パチンコゲーム用お菓子袋、326円を90袋、102円を180袋と送料1,120円、使用ポイント▲396円(396p)で48,424円。

牛丼用容器、割り箸、衛生用品、使用ポイント▲792円で9,454円。

パチンコゲーム用景品おもちゃ一式53,588円。

寿司丼用食材が84,880円。(きよ本石田氏立替え購入)

500mlペットボドルお茶が15ケース、360本で19,500円(玉井立替え購入)

支出合計は216,926円となり次回への繰越金は27,608円となりました。
繰越金は来春開催予定の東日本大震災支援活動 第31弾PJで使用させて頂きます。


◆収支報告書


◆支援金受入口座の入出金明細



◆支援品購入の領収書、納品書

お菓子袋
牛丼用容器、割り箸
 景品用オモチャ

牛丼・寿司丼用食材


お茶500mlペットボトル

以上、2017年11月18日~19日で活動した渋谷組二輪会 第30弾プロジェクトの活動レポートと収支報告でした。

次回の活動は2018年4月に東北で渋谷組二輪会 第31弾プロジェクトを開催予定です。

来年は8年目を迎える支援活動。
継続支援を続ける渋谷組二輪会の支援活動に、今後ともあたたかいご支援ご協力を頂きます様お願い致します。

渋谷組二輪会

管理人
玉井 一由

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